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月明かりの下の路上シンガー
※1なんなんだ こいつは
へたくそギター掻き鳴らして
ろくに歌も歌えないくせに
こんなところに立ってやがる
月明かり スポットライトよ
雲隠れしておくれ
あんたに灯りはもったいない
さっさと帰って寝ておくれ
こっち来るな こっち見んな
同じ空気を吸いたくない
存在感ないんなら
生きてる価値もないんじゃない
あれもできない これもできない
一体何ができるんですか?
なんで君は生きてるの?
※2風来坊
行ったり来たり道を回れば
風来坊 トゲだらけだ
昨日の夜も明日の夜も
知らん顔で過ぎていくんだ
もういいかい?の言葉もなく
始まっていくかくれんぼ
あれをしよう これもしよう
なんで言う事聞かないんですか?
なんで君は笑えるの?
※2繰り返し
今夜の月はとても歪なカタチで
どうせ不器用な
僕の真似をしてんだろ
本当は僕だって
あのとき蹴り飛ばしてやりたかった
負けるな 月明かりの下の路上シンガー
楽しいな楽しいな
歌うことって楽しいな
何も捕われない自由な旋律
悲しいな悲しいな
歌うことって悲しいな
だれも気づいてくれないや
教室の机に顔面突っ込んだ
集まる視線 痛い痛いこわいな
罰ゲームはお手の物
先生、先生、お願い
こっちを見ないでくださいよ
※1繰り返し
鳴り止まぬ 孤独な声
空っぽ夜空に響く声
叫べ どこまでも
月明かりの下の路上シンガー
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